ブログをやったら1年の総括としてやりたかった企画。
2012年に体験した中から、感性に響いたり心をザワつかせた事、買って良かったものをクロニクル形式(時系列)でご紹介します。
1月 星新一「人民は弱し 官吏は強し」
実家の本棚を漁っていたら発見した星新一の著書。
星新一は何冊か著書を読んだことがあるけど、読み終わってからこの本が星新一の父、星一のことを綴ったノンフィクションだと知って驚いた。
内容の面白さもさる事ながら、星新一の簡潔な文体で達観した描写力に魅せられた一冊。
この山藤章二の表紙も迫力あっていいですね。
2月 Souvenir From Tokyo エコバッグ
第15回文化庁メディア芸術祭を観覧した帰り、国立新美術館に行ったら必ず覗くスーベニア フロム トウキョウで遭遇して衝動買い。
テキスタイルがきれいな柄で防水するレイン仕様。バッグは折りたたんで小さくなり、ケープの方はレジャーシートとしても使える2WAY。 バッグは¥1000 ケープは¥2800ほど。
↑これがメディア芸術祭の受賞作品展示。入場無料。スペースバルーンプロジェクト最高でした。
3月 世界の終わりのものがたり
日本科学未来館で開催された企画展。
実際の“問いかけ”に直面すると簡単には答えがでないものばかりで途中で深刻な気持ちなって 未来が重苦しく感じました。
未来を考える回路をオフにすれば 今をもっと楽しめるかもしれないけどそういうわけにもいかない・・・。「明日はどっちだ──」(あしたのジョー)
次点 Suica ペンギントランプ
さかざきちはるさんキャラクターSuicaのペンギン。そのトランプ。
ブラウジングしてたら紹介されてて「こ、これは;゚Д゚)!」と自分も買いました。
1枚1枚絵柄が全部違うというエクセレンッなトランプ。価格は1000円。
4月 さかいゆう「君と僕の挽歌」
この前の記事で紹介したシンクロノシティにゲストでスタジオ生Liveを披露。心を揺さぶられた1曲。この時期はラジオでもこの曲をよく聴きましたが、さかいゆうはラジオLiveがスゴくいいと思いました。
歌手を目指していた友人が亡くなり代わりに僕が君の夢を叶えたよ という歌。感情のいいとこを引き出した巧みな歌詞ですね。
↑動画検索したら別のラジオLiveがありましたが、思い出補正であのときの放送のが良かったなぁ 歌終わったらホリウチさん大泣きしてたし 笑
7月 LIGHT UP NIPPON コトリンゴ “hanabi”
被災地を花火で照らすプロジェクト“LIGHT UP NIPPON”の映画テーマ曲。
映画上映とコトリンゴの無料Liveを観覧しに行きましたが良かったですね〜♫
この「hanabi」という曲は音源化されてなく聴くとしたらLIGHT UP NIPPONの映画DVDを購入するしかないのかな・・・? とても良い曲なので早く音源化されてほしいです。
8月 おおかみこどもの雨と雪 サントラ 高木正勝
細田守映画のおおかみこども。公開すぐに観に行きましたが細田監督らしい爽やかな作品です。そして気になったのがこの映画の音楽担当が「高木正勝」だったこと。サントラを購入してみたらこれがヒット。すごくいい。
高木正勝は12月にLiveに行ったのでそこで詳しく触れますが、このCDはiTunesMusicStoreの2012年サントラ部門でNo.1になったそうです。結婚式にとても合うので人気BGMになりそう。
↑細田監督のこの映画に懸ける表明文章が秀逸すぎる。「おかあさんの唄」も細田監督作詞で素晴らしい歌詞です。8月はこればっかり聴いてました。
次点 NHK「哲子の部屋」
NHKで実験放送された番組。フォーカスしたテーマが「現代社会の消費について」
“浪費”は飽きがくるけど “消費”は飽きることが無く、また満足感を得られない。という説が新鮮でした。
裕福で幸せなハズなんだけどどこか満たされない という感覚はこの辺りがヒントなのかなと考えさせられました。
10月 ジョジョメノン
2012年はジョジョの奇妙な冒険25周年とあって“ジョジョ展”“アニメ放送”といろんな企画がてんこ盛りでした。
中学からのジョジョファンなので「一部にコアなジョジョがこんなにメディア露出するとはッ!」と嬉しい1年でした。
同時にグッズもいっぱい発売されたので「震えるぞハート!『オレのサイフが』燃えつきるほどヒートォォ!」と血液のビートを刻んでお金を稼がなくてはなりませんでした。
11月 栞と紙魚子の怪奇事件簿
諸星大二郎のマンガ。昨年から集めてる諸星作品の中で今のとこ一番好きですね。
だいたい怪奇現象が起こって解決するパターンなんですが、登場人物たちがどこか抜けてるというか緩いというか、ドラマの“時効警察”や“スペック”っぽいちょいちょい小ネタがぐっときます。
市場ではバトルマンガ、雰囲気マンガが勢いありますが、マンガらしい楽しさが詰まっていてるホッとする良作です。第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。
↑魔界からきたムルムルという生き物。食料用として食べられることが多い・・・。地味にカワイイです。(栞と紙魚子 文庫版 2巻より)
12月 高木正勝 DOMMUNE Live
今年のBestExperienceはこれですね。
メジャーなところだと浅田真央選手出演のCM曲が高木正勝のGirlsという曲です。
僕が高木正勝を知ったのは“Museum of Me”というFacebookと連動するプロモーションサイトの楽曲からでした。そのあとこれまでの作品を聴いて、ぜひLiveで聴きたいと思い行けた初高木正勝Liveでした。
おおかみこどもの楽曲も演奏してくれて オーケストラ部分はどうするんだろう、と思っていたんですがピアノ演奏だけであんなに音を厚くできるものなんですね。思った以上にアグレッシブな演奏で、でも本人はフランクな人柄で、感情がはしゃいで心が解放される素敵なライブでした。
なんでもおおかみこどもの反響から今いろんな楽曲制作をしているみたいで、来年は様々なところで高木正勝の音楽を耳にするかもしれないですね。
高木正勝 “Girls” (Live)
細田監督がおおかみこどもを制作しているときこの曲をよく聴いていたそうです。
年末所感 ブログを始めてみて──
Webのことはド素人なので何をするにもググって調べてる時間のほうが長いです 笑
写真も上手く撮れないので何十枚も撮影して良かったものを必死でレタッチしてキレイな画にしてます。
けどフォトショ/イラレを使うのも得意ではないのでまたググって・・・。
まだまだ稚拙ですがそれでもアクセス数を見ると「見る人は少なからずいるんだし、出来る能力の範囲で為になる記事・わかりやすい記事を書こう」と励みになります。
まずは2週間も更新時期が空いちゃうとGoogle先生に蹴り落とされるみたいなので、自分のスタイルを見つけてサイクル良く更新できるようにします。